遺産分割に際し、相続人以外の親族が口を出してくるのですがどう対処したらよいですか?
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第三者である親族が関与すると、紛争に発展する可能性が高くなりますので、当該のご質問で、口を出してくる親族の方には、相続の当事者とはならないことを説明した方が良いでしょう。相続の話し合いに同席をさせることも、できるだけ避けた方がよいでしょう。
たまき行政書士事務所では、事務所開業当初から相続と遺言を専門分野として取り扱っております。
相続遺言専門事務所ならではの、豊富な解決事例の蓄積がありますので、初回の無料訪問相談の段階からかなり深いオーダーメードの個別相談ができると思います。
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紛争に発展すると弁護士案件?!
相続人様の間で相続が紛争に発展した場合、行政書士は業務を中断し、遺産分割協議書作成等の各種委任契約を解消しなければなりません。
紛争性の生じた相続事案は、弁護士の方の独占分野となります。
行政書士が、紛争性が生じた相続案件に関与できない理由としては、
- ⅰ. 弁護士法などの法規
- ⅱ. 過去の判例
が根拠となっております。
相続事件の解決のための実務では、紛争性が生じると解決に向かう過程で、家庭裁判所を絡めた手続きに進むこと(当事者間の合意による遺産分割→家庭裁判所での相続調停→審判)を想定しなければなりません。
そのため、法定相続人の代理人として動くことができるのは弁護士のみという事情から、やはり紛争性の生じた案件は弁護士の方の案件ということになります。
弁護士の方は相手方と交渉事をするので、円満な相続案件よりも解決までの難度が高く、長期化する相続事件を担当することが通常ですので、業務の報酬も、一般的に行政書士や司法書士の3倍以上の高額となります。
また、当事者同士で解決できない場合、対立当事者それぞれが弁護士の方に代理してもらうよう業務依頼する必要がありますので、全体で発生する出費が高額となります。
そして、その分、相続人様全体の相続財産の実際の取り分が少なくなっていきます。
このような事情があるため、相続の話し合いはできるだけ紛争に発展するのを未然に防ぐことが肝心です。
つまり、紛争に発展しそうな要因がある場合は、できるだけ排除する必要があります。
今回の記事テーマの、法定相続人でないのに“相続に口を出してくる親族”は、できるだけ口を出してこないようにしてもらうことが大事です。
口を出してくる可能性のある親族は誰か
相続問題に口を出してくる親族の代表例は、配偶者(夫や妻)ですが、そのほかにも口を出してくる可能性のある方は多くいます。
相続人の方の配偶者様が口を出してくる原因は、ほとんどのケースが、相続人様の取り分を多くしたいためです。
今回は、“夫”(50歳、前妻との子供あり)が死亡した時の関係図で説明します。
青〇の方が、法定相続人で、黄△が相続人ではないが、“相続に口を出してくる可能性のある親族”です。
相続手続きに精通している士業にご相談をおすすめします
- ⅰ. 法定相続人の中に少し癖の強い方がいる
- ⅱ. しばらく相続人同士が連絡を取っていなかった
- ⅲ. どう進めたらよいか全くわからない
などの方は、一度、相続手続きに精通する士業の方の無料相談を利用すると良いでしょう。
行政書士、司法書士、税理士、弁護士など立場によって説明は異なりますが、相続手続きを進める上で、有益な情報が得られることは間違いないと思います。
ポイントは、こじれる前に、スタートの段階から相談することです。
相続に詳しい事務所であれば、相続人の関係や財産構成をしっかりとヒアリングし、今後相続手続きを進める上での注意点を教えてくれます。
相続は、一つ一つご家庭の事情が異なり、複合的な事情が重なるため、インターネット情報だけでは解決しないことが多いです。
インターネット上で予習することは大事ですが、相続の専門家に相談することは、紛争を未然に防ぐうえでさらに重要だと思います。
どこに相談して良いかわからないという方はたまき行政書士事務所にご相談ください
たまき行政書士事務所では、事務所開業当初から相続と遺言を専門分野として取り扱っております。
相続遺言専門事務所ならではの、豊富な解決事例の蓄積がありますので、初回の無料訪問相談の段階からかなり深いオーダーメードの個別相談ができると思います。
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お仕事でお忙しい方は平日夜間のご相談を行っております。
また、平日にご予約いただけましたら、土日の訪問も行っております。
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テレビ会議相談も行っております
令和2年3月以降、新型コロナウィルスの影響で、面会でのご相談をしばらく控えたいというお客様もいらっしゃると思います。
対面でのご相談よりもリモートでのご相談を希望される方については、テレビ会議相続相談(オンライン相続相談、リモート相続相談)が可能です。
テレビ会議相続相談は、出張訪問相続相談と同品質で時間をかけて行っております。
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