相続手続きを進める際の郵便について
相続・遺言コラム優れた日本の郵便制度
たまき行政書士事務所では、戸籍の収集や遺産分割協議書の送付、領収書の送付など様々な場面で郵便を利用しますが、今まで郵便のトラブルが発生したことは一度もありません。
安心して重要物を郵送することができるので、日本の郵便制度は非常に優れているといえます。
便利なレターパックライトおよびレターパックプラス
たまき行政書士事務所では、相続手続きの一連の流れで数ある郵便物のやり取りをする際に、お客様の実費の負担を抑えたいという観点から、なるべく普通郵便を利用して様々な書類を送ります。
ただし、遺産分割協議書の送付や、急ぎで北海道外の自治体に戸籍を請求する際には、レターパックライト(通称:青レターパック)やレターパックプラス(通称:赤レターパック)という、常に速達扱いとなる郵便サービスを利用しています。
レターパックで送ると土、日、祝日でも安定して送り先に到着するので、予定が立てやすくなります。
封筒を買わなくてよいですし、糊付けシールもあるので手間も省けます。
レターパックはとても便利ですので、まだ使ったことのない方は利用してみると良いでしょう。
レターパックライトとレターパックプラスの共通点と異なる点
共通点
レターパックライトとレターパックプラスの共通点は、速達扱いであることと、ポスト投かんでも、郵便局で手渡しでもどちらでも送れるということです。
どちらも簡単に封ができるように糊付けシールが貼ってあり、硬い厚紙素材でできているので、書類をクリアファイルに入れずにそのまま入れても折れ曲がったりすることがなく、封筒を新たに買わなくてもいいので便利です。
異なる点
レターパックライトは、速達扱いになりますが、書留タイプではないので、自宅のポストに投函されます。自宅に表札がないお宅に届ける際には、配達員がチャイムを鳴らして、宛先が正しいか確認してから手渡ししてくれます。
レターパックライトの料金は、370円(令和3年6月現在)です。
レターパックライトは、3センチまでという厚み制限がありますので、厚さが3センチを超えるものは、封がされていても送り主のところに返却されますので、注意が必要です。
レターパックプラスは、速達扱いになり、書留タイプなので、相手が確実に受け取ったことを確認したいときには、レターパックプラスで出すと良いです。
レターパックプラスの料金は、520円(令和3年6月現在)です。
書留タイプを特に希望しないのであれば、金額がリーズナブルなレターパックライトの方がよいでしょう。
レターパックライトは3キログラムまで、レターパックプラスは4キログラムまでと、重さの制限もありますが、相続に関する書類を送る際に3キログラムを超えることはまずありませんので、厚さにのみ注意すればよいでしょう。
ちなみに、レターパックプラスは厚みの制限がなく、基準の線の中に納まって封がされていれば送ることができます。
参考:普通郵便の料金について
普通郵便は、A4サイズの用紙を三つ折りに入れるタイプのサイズのものまでが、普通定形郵便で送ることができ、25グラムまでは、84円切手で送れます。
25グラムを超え、50グラムまでの普通定型郵便は、94円切手が必要です。
50グラムを超えてくると、一気に料金が上がり、140円切手が必要となります。
相続手続きに必要な戸籍を郵送請求で集める時、返信用封筒には、重さを予想して、84円切手、94円切手、140円切手を使い分けて貼り付ける必要があります。
ただし、役所から返信される郵便物は、返信用封筒に貼っていた切手料金が足りていなくても、届いた後で郵便局に追納すればよいので、あまり神経質に考える必要はないでしょう。
目安としては、古い戸籍を複数枚請求する場合、3通までなら94円、4通以上なら140円の切手が適切といえます。
相続手続きの際に、青や赤のレターパックや切手を多用することになると思いますので、ご参考にしていただければと思います。
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