2回目のためLINEを中心にやり取りして完結した事例
(ご依頼主:東京都在住女性、被相続人:北海道千歳市女性)
相続の解決事例
事案
数年前、お父様の死亡時にご依頼をいただいた方から、今回は、お母様がお亡くなりになったとのことで、2回目のご依頼をいただきました。
不動産と預貯金という財産構成で、相続手続き自体は特に難しい事例ではなかったものの、ご依頼主は東京都在住、被相続人の最後の住所地は北海道千歳市(銀行口座の支店も千歳市)で、当事務所は札幌市に所在するため、すぐに会うのは難しい状況でした。
しかし、数年前のお父様の相続手続きの時には、札幌市内で複数回にわたり面会していることから、初回はお客様と行政書士とでお電話でご相談をし、契約書や委任状のやり取りは郵送で、進捗報告や資料のデータ送付はLINEを利用して手続きを行うことにしました。
2回目の相続手続きのご依頼があった場合の進め方
たまき行政書士事務所では、相続手続業務が完了した後は、紙のデータについては特に現物保管はしていないのですが、お客様にご了承いただいた上で、一度相続手続きをご依頼いただいた方のデータを、たまき行政書士事務所専用のクラウドシステムで半永久的に保管しております。
そこで、今回はお父様の相続に続き2回目の依頼であったので、保管してある戸籍などのデータを活用し、
- ① 迅速に戸籍を収集
- ② 法定相続情報作成
- ③ 財産調査と相続手続き
- ④ 最終ファイルお渡し
の進捗報告や、データの送付はほぼLINEで行いました。
その結果、今回は3か月以内に相続手続きが完了し、最後に戸籍等の原本を郵送でお渡ししました。
感想
ご両親のお一人がお亡くなりになった時に当事務所にご依頼いただいた方は、もう片方の親御様がお亡くなりになると、四十九日法要後など、比較的早いタイミングでご連絡してくださることがよくあります。
大切なもう一人の親御様がお亡くなりになるのは大変悲しいことではありますが、相続手続きをスムーズに行えるという安心感を持っていただいて、2回目のご依頼をしてくださることが多いです。
当事務所としてはなるべくストレスなく、早く相続手続きを終えてホッとしていただけるように心がけております。
今回は北海道まで来ていただくことなく、お電話、郵送、LINEでのやり取りだけでスムーズに手続きを終えられましたので、お客様に大変喜んでいただけました。
本州など遠方のお客様でも、初回のご相談はなるべく対面でのやり取りを行っておりましたが、時代も変化してきておりますので、オンラインでの面会や、LINE、お電話など、お客様のご希望の方法で柔軟に行っていきたいと思っております。
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