相続した地方都市の土地の売却で最終的に近隣の方に売却した事例
(相談者:恵庭市男性、相続した土地:夕張郡)
相続の解決事例
事案
父親から数年前に土地を相続して売却に困っている方からご相談を受けました。建物の年数が30年以上経過し、近隣にご迷惑をかけたくないと150万円くらいかけて解体をし、更地化した状態でした。
当該の地域(北海道夕張郡)だと土地余り(空き地が多いが少子化の影響により住宅地としての需要がない)の状態であり、さらに、更地化している状態だと建物賃貸に出せないため、買い手を見つけるのが難しい状況でした。
解決までの道のり
土地の詳細な調査をして一旦市場で募集をかけてみて(たまき行政書士事務所併設のさくはな不動産にて仲介)、買い手をつけるのが難しい場合には、近隣の方などにたまき行政書士事務所の個人間売買サポートにて売却あるいは贈与という手段をとった方が良いことをアドバイスした上で、半年ほど様子を見ました。
近隣の方については、ドアノックをし、不在の方については、名刺を配るなどして電話を待ち、また、看板を立てて売りに出ていることを周囲の方に知らせました。
半年位すると近隣の方からお声がけが所有者本人にありましたので、双方に負担のかからない方法で最終的には個人間売買の形式で売買を成立させました。
北海道の安価な不動産の売却方法
札幌市、特に、市営地下鉄圏内のように買い手がすぐにつき買い手の競争が生じる場合には、不動産業者として仲介に入り、しっかりと調査、買主の募集をした方が売主様にとって多くの手残り(売却額―仲介手数料等の諸費用)がありますが、北海道の地方都市の土地や、建物付き土地については、50万円以下でしか取引できないような場所も多くあります。
そのときは、不動産業者の方に仲介を依頼しても手残り(売却額―仲介手数料)がほとんどなくなってしまうことがあります。
例えば、50万円で買主が見つかり売却できても仲介手数料等の諸費用が20万円かかった場合には、30万円の手残りとなります。
そのため、たまき行政書士事務所では、以下のように売主様に提案しております。
- 1. 対象の不動産が200万円以上などある程度値段が付く場合には、仲介(たまき行政書士事務所併設のさくはな不動産にて)で買主を募集し、適切な値段で売却することを提案
- 2. 対象の不動産が10万円~200万円未満という場合、たまき行政書士事務所にて個人間売買サポートを提案し、近隣の方や買取業者さんを探し、直接売買を提案
仲介で買主を募集するか、個人間売買サポートで買主を探すかこの二つの方法のどちらの方法が適切かは、物件の場所によってある程度推測がつきますので、お客様の状況を総合的に判断してどのように売却を進めるべきかご提案をしております。
北海道の地方都市(人口10万人以下)の売却は非常に難しい
今回、相続によって不動産を取得した方も人口10万人以下の地方都市のため、土地を売るのは難しいだろうと思っておりました。
ただし、神社が近い、前方道路は広くきれいであることから、周辺の環境はよいため、ご提案としては、一旦、さくはな不動産が仲介に入り、問い合わせがない場合、個人間売買サポートに切り替えていきましょうとしました。最終的には、隣地の方に個人間売買サポートにて売却までできました。
地方には地方の売り方がありますので
- 不動産屋さんに頼んだけれども断られた
- いつまでも売れない
という方は一度たまき行政書士事務所にお問い合わせください。
行政書士兼宅地建物取引士の田巻がお客様と方法を考えます。
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