被相続人名義の自宅(実家)が、相続人たちの住むところとはかなり離れており、処分をしなければならなかった不動産の相続事例
(相談者:上川地方女性)
相続の解決事例
事案
母が死亡し、子である相続人の皆様は札幌圏に住んでおり、ご実家が上川地方であったため、最後は、売却や解体などして処分をしなければならないという状況でした。
建物が破損しており、また、土地の価格が低い地域であったため、建物付きで売却することも難しい状況でありました。
解決までの道のり
まずは、売却や、贈与や、解体作業いずれにしても、被相続人名義のままでは何もできないので、生きている相続人に名義を移転する必要があることをお伝えしました。
相続人関係はそれほど難しくなかったため、行政書士の方で
- 戸籍収集
- 相続人確定
- 不動産調査
- 遺産分割協議書の作成
をし、提携する司法書士と連携し相続登記まで2カ月程度でスムーズに完了しました。
次に、
- ⅰ. 建物付きで安い価格で売買
- ⅱ. 解体して更地化し土地の売買
- ⅲ. 地元の知人への贈与
という3パターンを同時に検討しました。
行政書士の方で現地確認をしたところ、他人への売却は難しい環境であったため、最終的には、地元の知人への贈与という形で解決しました。
まとめ
不動産の相続が発生すると名義変更までは最低限必要ですが、実は相続後の処理も重要です。
空き家のままにしておくことは、近所の方に迷惑になることもありますので、売却や解体をして近所の方に迷惑をかけない状態にする必要があります。
たまき行政書士事務所では、相続手続きで終わるのではなく、相続した後の売却や贈与などのサポートもしております。
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