道央地域での相続の特徴
札幌市・苫小牧市・小樽市・江別市・千歳市ほか相続専門のたまき行政書士事務所では、札幌市や苫小牧市をはじめとした道央全域を対象に、相続・遺言に詳しい行政書士が無料でご自宅へ訪問しお話を伺います。相続や遺言で相談したいこと・不安なことがある方はぜひご連絡ください。
もちろん、ご相談だけで何も依頼されなくても構いません。
道央地域での相続の特徴
道央地域の人口は約336万人で、人口約195万人の札幌市を中心に、他の地域よりも人口が突出して多い地域です。道央地域は道路交通が便利なので、ご自宅は恵庭市で職場は札幌市という方がいたりと、都市間の人の動きが多い地域です。
相続の専門家の数も多く、道央地域で相続の専門家がいなくて困るということはないでしょう。
ただし、ホームページに料金を記載してなかったり、加算式の料金設定になっている専門家に依頼すると、思いもよらず料金が高額になることがありますので、事前に確認した方が良いと思います。
相続人全員が道央内に住んでおり、相続人の一人が若く、車で動き回れる場合は、自力で銀行手続きなどを行っても戸籍が比較的早く揃い、スムーズにできる可能性も十分あります。
しかし、札幌市周辺は昔から大学受験予備校などが充実しているので、東京都の大学にいく方も多いのが特徴です。
札幌で生まれ、東京の大学に通い、東京で就職し、40・50代になってから札幌に戻ってきたという方も多いです。
そのような場合、戸籍集めが少々困難になることもあります。
特に札幌市は、場所によっては地価が高いところもあるため、遺言などの相談も他の地域と比べると多いエリアです。
なぜ地価が高いと遺言が増えるかというと、生前に不動産を譲渡してしまうと、贈与税、不動産取得税、登録免許税等の税金がかかることがあるため、遺言にして不動産を渡した方が、相続人の負担が軽くなるメリットがあるからです。
また、ご自身が所有する不動産を確実に自分の意図した相続人に渡して、のちのトラブルを回避したい方も多いからです。
遺言にすると、不動産や預貯金を確実に意図した相続人の方に渡すことができ、贈与税がかからず、不動産については不動産取得税がかからず、登録免許税という税金も非常に低い比率でしかかからないので、相続人となる方の金銭的負担を軽くできます。
不安を解消する意味でも、相続と遺言を専門とするたまき行政書士事務所に、ぜひ一度お気軽にお電話いただけましたらと思います。
できる限り早いタイミングで無料出張相談いたします。
道央地域・相続問い合わせランキング
相続人の範囲について教えてほしい
簡単に事例をあげて解説します。
【事例1】70歳の男性が亡くなった場合。妻あり、子2人ありの場合。
相続人の範囲は、妻がいれば無条件で妻が相続人。離婚した妻(元妻や前妻ともいう)は相続人ではありません。
死亡時に妻である方は常に相続人です。
次に、夫婦の間に子がいた場合、妻と子が相続人です。妻が夫より先に亡くなっていた場合、子のみ(子2人)が相続人の範囲となります。
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子の地位は、法律上1番目の順位の相続人となっています。
では、妻の地位はというと、「常に相続人となる」(民法890条)となっており、0番目の順位の相続人ともいえます。
【事例2】55歳の独身(結婚歴なし)男性が亡くなった場合。兄弟あり。
この場合、妻と子がいないので、男性の親が生きていれば親が相続人です。両親ともご健在の場合には、父親、母親の2人が相続人の範囲です。父または母1人のみご健在の場合は、その1人のみ相続人となります。
次に、両親がすでに他界していた場合、その上の尊属、つまり亡くなった男性の祖父母(父方と母方両方の祖父母)が相続人です。
祖父母が1人でもご健在であれば、その方が相続人であり、兄弟姉妹には相続権が及ばなくなります。
ほとんどの場合、身内なら祖父母が亡くなっているかどうかはすぐにわかりますが、祖父母の生死は慎重に確認する必要があります。
祖父母が死亡しているかどうかは戸籍で証明する必要があり、非常に大変な作業となります。
特に、みずほ銀行などの都市銀行では、祖父母が死亡したことがわかる戸籍の原本を、非常に慎重に収集するように求められます。
これをまとめると、法律上、直系の尊属という地位は、2番目の順位の相続人となります。
そして、祖父母も死亡していたことを戸籍上証明できて初めて兄弟に相続権が移ります。
亡くなった方の兄弟は、法律上、3番目の順位の相続人といえます。
兄弟姉妹が相続人となる、いわゆる兄弟姉妹相続の事例では、戸籍の収集だけで2か月から3か月くらいかかることもあります。
上記の説明で基本的にはすべて相続人の範囲がカバーされます。
ただ、相続の専門家であれば、戸籍を収集する前の段階で相続人が誰かを断定することはありません。実際に戸籍を集めてみないとわからないからです。
実際に、相続人様も想定していなかった相続人が現れることもあります。
そのため、相続人の範囲のルールまでは説明できますが、相続人が誰であるかは、戸籍を最後まで取得しなければわからないというのが、この質問の正確な答えといえます。
相続を専門とするたまき行政書士事務所であれば、戸籍を読み取り、最短ルートで戸籍を揃えることができます。
相続人の間でもめそうであるが対応可能ですか
一般に、都心部へ行けば行くほど相続人の権利意識は高いことが多い傾向にあり、そのような方が一人でもいれば、もめそうだと感じるケースが多くなります。
現在進行形でもめている場合、残念ながら行政書士の領域ではなく、弁護士の領域となります。
しかし、感覚的ではありますが、もめそうだという心理はほとんどのご家庭がもっている漠然とした感情です。正確な統計はないですが、話し合いの余地がある場合、9割近くのご家庭が遺産分割協議をすることで解決できます。
相続を専門とする士業であれば、いろいろな相続の事例が頭の中に入っており、このような場合こうするケースが多いなど、アドバイスができます。
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仮に、調停や裁判となると、それぞれが代理人弁護士を立てたりする必要が出てきて、その弁護士報酬など多くの費用がかかるので、話し合いで妥当な結論に収めることが多いのです。
すでに現在進行形で揉めていて、行政書士がお断りしなければならないケースというのは、例えば、
- 相続無料相談の時にお互いに攻撃的な言葉を浴びせ合っている。
- 一人の相続人が財産を意図的に隠している。
といった、相続人の間に信頼関係がすでにない場合など、例外的な場合のみです。
なんとなく揉めそうだと感じる程度であれば、ほとんどが話し合いで解決して、最終的に遺産分割協議が成立しているので、それほど心配はいりません。
ただし、揉めそうな場合には、第三者であり、かつ利害関係のない行政書士など、相続の専門家に頼んだ方がよいでしょう。
第三者の専門家が手続きに一人関与しているだけで、スムーズに事が進むことがよくあります。
ご自身の家庭がどのような状況か、電話でもお気軽にお問合せください。
戸籍の収集が大変なので相談したい
「戸籍の収集が大変」というのは北海道の方だけでなく、私が以前仕事をしていた東京23区にお住まいの方や、横浜市にお住いの方も同じようにおっしゃっていました。
幸いにも北海道の役所は親切な方が多く、戸籍について問い合わせると、知っている範囲でできるだけ丁寧に説明してくれることが多いです。
特に、札幌市は政令指定都市の中でもとても便利な制度を採用していて、1つの区役所に訪問すれば、他の区役所に保管されてある戸籍も出してくれます。
さらに、地下鉄大通駅そばにある大通証明サービスコーナーは、区役所ではないのに、戸籍や、住民票、身分証明書などあらゆる書類が一度に揃います。このような便利で親切な自治体は全国でも珍しいかもしれません。
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さて、そうはいっても、戸籍は本籍地の自治体でのみ発行しています。被相続人様、相続人様いずれの戸籍もすべて札幌市に保管されている場合は戸籍を集めやすいですが、複数の自治体に戸籍が保管されいる場合は、やはり、その自治体に戸籍の請求をする必要があります。
住民票はコンビニエンスストアでも請求できるようになり、便利になりましたが、戸籍に関しては、自分の両親の情報や、離婚の情報、自分の子供の生年月日など究極の個人情報のため、今のところコンビニエンスストアでは取得できません。
他の自治体に戸籍が保管されている場合、
- その自治体の役所まで相続人のだれかが足を運ぶ
- 指定の場所にⅰ返信用封筒、ⅱ郵便小為替、ⅲ自治体のホームページからプリントアウトした戸籍請求用紙、ⅳ運転免許証などの身分証明書、を封筒に入れて送る
の、いずれかを行う必要があります。
記載内容が不明確だと、後で役所の方から電話が来ることがあります。
私ども行政書士などの士業は、行政書士会から発行されている職務上請求書という専用の用紙を使うことによって、スムーズに戸籍を収集できます。
戸籍の請求の流れについて、具体例を出してみましょう。
被相続人は100歳の男性で、その父は広島県の旧段原村から北海道の北広島市に移住してきた。男性はその後結婚して、家族で札幌市に移り住み、転勤のため、苫小牧市、小樽市にも移り住んだとします。
- ⅰ 小樽市役所に訪問し、小樽で揃う戸籍をできるかぎり収集
- ⅱ 苫小牧市役所に訪問して戸籍を取りに行くか、郵送で請求
- ⅲ 札幌市東区役所に訪問して戸籍を取りに行くか、郵送で請求
- ⅳ 北広島市役所に訪問して戸籍を取りに行くか、郵送で請求
- ⅴ 広島市南区役所に戸籍を郵送で請求
ⅰ、小樽市役所に訪問し、小樽で揃う戸籍をできるかぎり収集する。次に、小樽の戸籍を読み取り、かつて苫小牧市に本籍があったことが分かったので、ⅱ苫小牧市役所に訪問して戸籍を取りに行くか、郵送で請求する。
そして、苫小牧市の前は札幌市東区に本籍があったことが分かったので、ⅲ札幌市東区役所に訪問して戸籍を取りに行くか、郵送で請求する。
そして、札幌市東区の前には北広島市に本籍があることが分かったので、ⅳ北広島市役所に訪問して戸籍を取りに行くか、郵送で請求します。
そして、北広島市の前には広島県の旧段原村というところに戸籍があることが分かり、調べたところ段原村は現在の広島市南区であることが分かったので、ⅴ広島市南区役所に戸籍を郵送で請求します。
以上のような工程で亡くなった方(被相続人)の戸籍を収集します。
相続手続きでは各相続人の戸籍も必要ですので、相続人の本籍がある自治体に戸籍を取りに行くか、郵送で請求します。
このような流れで戸籍収集が進みます。なかなか大変な作業ですので、もし途中までそろえた戸籍がありましたら、その場で戸籍の読み取りもできますので、無料相談の際にご相談いただきたいと思います。
何をどこから手をつけていいのかわからない
相続手続き(遺産整理)は、一生に一度あるかないかの手続きです。
銀行の預金解約や、法務局の登記手続などの資料でもある程度説明はされていますが、“戸籍謄本、改製原戸籍など、亡くなった方と相続人との関係がわかる戸籍”などと表現されているだけで、どこでどのように集めるかまではわかりません。
インターネットで調べても明確な答えは出てこないでしょう。その理由としては、大きなルールは全国共通なのですが、自治体やどの時代かによって戸籍の請求方法が異なったり、戸籍の形式や戸籍の名称が異なったりするからです。
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たまき行政書士事務所では、相続人様の相続の漠然とした不安感を解消する意味でも、無料相談の際にわかりやすいパンフレットを使って、手続の順番やそれにかかる期間を案内します。それを聞いてみて、ご自身でできそうでしたら、ご自身で相続手続きを頑張ってみるのもよいと思います。
また、仕事をしている、役所に足を運べない、全面的に任せたいというお客様については、出張無料相談のあと、相続手続きを一式でお受けすることができます。
相続遺言の専門事務所であるたまき行政書士事務所は、無料相談の際に相談する方が一番リラックスでき、完全に守秘義務を守れるご自宅まで伺います。法律家にありがちな、堅苦しい話し方もいたしません。
無料相談の後ご依頼された場合は、もう、戸籍の収集や手続きの問い合わせのために、役所に何度も行く必要はありません。お客様が行うのは自宅で委任状を書くことくらいで、手続きが着々と進みます。
不安を解消するという意味でも、ぜひ一度、無料出張訪問相談をしているたまき行政書士事務所にお問合せください。
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相続・遺言専門のたまき行政書士事務所
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